海外でパスポート盗難にあったらどうするの?!

こんにちは!TFAスタッフA.Nです!

 

海外旅行に行くときに必要なもの、第1位「パスポート」。

見知らぬ土地で唯一自分を証明してくれるもの、肌身離さず細心の注意を払って持つべきもの。

そんな大切なパスポートを盗まれた私の経験を今日はシェアします!

 

盗難に遭った原因を振り返る

私は当時、国際線の客室乗務員をしていまいた。

 

毎日パスポートを持ち歩いていたので

パスポートはボッロボロになり、番号もばっちり暗記するほどに日常的な持ち物となっていました。

 

悪い意味で慣れすぎていたことが、盗難に遭った原因だったと反省しています。

 

盗難の状況

ニュージーランド1人旅を1週間満喫し、さて日本へ帰ろう!という、帰国直前の空港内で事件は起こりました。

 

チェックインを待っている間、疲れ果てた私は空港のイスに座っていました。

パスポートはショルダーバッグに入れた状態。

 

海外で地下鉄などに乗るときは、冬ならコートの下へ、夏なら身体の前に常にキープを心掛け

常に警戒をしていた(つもりだった)私でしたが

ほんの一瞬、本当にほんの一瞬、ショルダーバッグから気がそぞろになった時間がありました。

 

その瞬間に、私の横に座った人がすっと抜き去ったのでしょう、、、。

チャックが半分開いていて、見事にパスポートウォレット(パスポート&クレジットカード&現地のお金)が抜き取られていました。

 

盗難に遭った後

チェックインする前にパスポートがなくなったので、飛行機に乗ることは出来るはずもなく

とりあえず何からしたら良いのかスマホで検索をかけまくりました。

(スマホまで盗られていなくて本当に良かった!!!!!!😿)

 

空港の落とし物センターへ登録

ここで聞かれたのは、

国、名前、電話番号(国番号+81🗾をつけて最初の0は抜いてくださいね! )

 

落としたわけじゃないのは確実でしたが奇跡を願って登録しました。

 

3か月以内ならビザなしで渡航できる国が非常に多く、世界の中でも強いと言われている日本のパスポート。

仮に落としたとしても戻ってくることはほぼ無いでしょう、、、。

 

市内の警察で紛失を申し出、書類作成

すぐに日本大使館へ行きたくなりますがまず警察へ。

こちらで聞かれたことは、落とし物センターで聞かれたことに加えて、パスポート番号

私は仕事柄パスポート番号を覚えていたのでスムーズでした。

そして1枚の書類を作ってもらい、それからやっと日本大使館へ!!

 

日本大使館にて渡航のための許可書を発行

日本人や~!!!!😿😿😿涙

 

と日本大使館へ入った瞬間、日本へ帰国したかのような安心感もつかの間。ここからが大変でした。

 

大使館の人パスポートのコピーはありますか?

私    ないです。

大使館の人戸籍謄本は持ってますか?

私    ないです。

 

滞在国で私という人間を証明できる唯一のパスポートを無くした私は、どこの誰やねん!ということになるのです。

パスポートのコピーがないのだから、残る手段は戸籍謄本をゲットすること。

日本の家族へ電話をし、本籍地へ行ってもらい戸籍謄本を取得、スキャンをして送ってもらいました。。。

 

 

身分証明関連以外で必要となるのが、帰国する意思があると証明するもの=“日付が定まった航空券”

 

私は座席に空きがあれば乗れるといったオープンチケットだったので、これまた一苦労。

航空会社(私が働いていた会社とは違う外資系航空会社へ搭乗予定でした)へ問い合わせ交渉。

 

1時間の電話でのやり取りを経て

「彼女はチケットを買っている。○月○日 〇〇便は座席に余裕があるので、当該便へ搭乗し日本へ帰国する。」といった内容のメールを送ってもらい

そちらも日本大使館へ提出しました。

 

すぐに日本へ帰国したい私のような場合には“渡航のための許可書”を発行するのですが

(留学中などの場合には、パスポートの再発行をします)

写真も必要となります。

 

でも日本と違って街のいたるところに写真を撮る機械なんてない!!(写真も万が一に備えて持っていっておきましょう!!!)

 

ニュージーランドでは薬局の化粧品コーナーのお姉さんがカメラで撮ってプリントしてくれるという方法でした。

帰国する気満々だったので、ドすっぴん&泣きじゃくった後の腫れぼったい顔で写真撮影。

そんな顔写真にかかった費用は35NZD。日本円にすると2700円ほどですね。高い。

 

無駄なことなんて1つもない

私の人生においてかなり大きな事件となったこの経験。

海外の怖さ平和ボケしていた自分の甘さ慣れの怖さ 等々反省すべき点がたくさんありました。

 

一方で、この経験を一人で乗り越えたことはかけがえのない経験となったのも事実です。

・意外と英語が使えたこと

・優しい人もいっぱいいたこと

・英語の表現が好きになったこと

 

日本大使館で家族へ電話しながら泣きじゃくる私に、何度も優しく声をかけてくれたニュージーランド人のセキュリティーのおじいちゃんがいました。

彼は何度も”It’s not the end of the world.”と何度も声をかけてくれました。

本当に落ち込んでいた私をこの直接的な励ましの言葉が

「そやな、世界の終わりではない!なんとかして日本に帰ろう!」という気持ちにさせてくれました。

 

私が今TFAで働いているのも

伝わる英語、使える英語を大切にしているTFAの考えと私の考えがマッチしたからです。

 

Nothing is wasteful for our lives. 無駄なことなんて1つもない。

 

 

だけど、パスポートの管理にはじゅうぶん注意です。(笑)

 

 

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