英語ができるようになりたいから外国語学部に行きたいという方へ
こんにちは!
最近スーツがパツパツでいよいよやばい、糖質制限を再開しなければと焦っているハマノです!
でも、旅行とかがあったりしてなかなかダイエット始められないですね~。
ところで!
英語スクールで働いていると、他の予備校に比べて
「外国語学部に行きたい!」
「国際系の学部に入りたい!」
というような相談をよく受けます。
ハマノもTFEAを卒業して大阪大学 外国語学部 英語専攻の学生であることから、
そういう相談をたくさん受けるのかもしれません。
こういった生徒の皆さんに、いつもハマノがする質問は、
「どうして英会話スクールじゃなくて、大学の外国語学部や国際系の学部に行きたいの?」
という質問です。
というのも、外国語学部や国際学部を目指す生徒の中には
「将来のために英語ができるようになりたい!!」
というモチベーションで志望する生徒が多いと感じるからです。
個人的な意見ですが、「将来のために英語ができるようになりたい!」という人は、
わざわざ大学で外国語を学ぶのではなく、英会話スクールで外国語を学ぶべきではないかなと思うのです。
一方、大学で外国語学部や国際学部に入るのに向いている人は、
「外国語が好き!英語が好き!」という人や「海外が好き!アメリカが好き!」
というような人だと思います。
これから、なぜそう言えるのかということを説明していきたいと思います!
① お金がもったいない
「英語を学ぶため」という理由だけでは、学費はもったいなさすぎると思います。
例えば、同志社大学のグローバル・コミュニケーション学部。
第1年次にかかる学費の合計は132万5千円です。
入学金が20万円、授業料が95万2千円、教育充実費が16万8千円、諸費が5千円という内訳です。
ストレートで卒業するとしても、卒業までには500万円弱かかることになるそうです。
英語を学ぶため、というだけの理由で大学に入るにしては高すぎませんか?
どれほど高い英会話スクールでも、1年に100万円かかる英会話スクールはないかと思います。
では、それほどの学費を払って学生は何を勉強するべきなのでしょうか。
② 大学は学問を修めるところ
大学は英語を学ぶためではなく、学問をするための場所。
これは至極当然のことのようではありますが、あまり分かっていない人が多いように思えます。
大阪大学 外国語学部の教育理念をご覧ください。
”私たち外国語学部は、外国の言葉とそれを基底とする文化一般について、理論と実際にわたって教授研究し、国際的な活動をするために必要な広い知識と高い教養を与え、言語を通じて外国に関する深い理解を有する有為な人材を養成することを理念としています。”
次に、同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部の人材養成目的をご覧ください。
”グローバル・コミュニケーション学部グローバル・コミュニケーション学科は、グローバル化した社会に対する幅広い教養と国際的センス、強い自立心と倫理観を養わせると同時に、高度で実践的・実用的外国語運用能力を習得させることをとおして、ビジネス関連の諸分野や教育機関、また国際政治や文化交流に係わる非営利事業の諸分野などの国際的舞台で、facilitator、negotiator、administratorとして活躍できる人材を養成することを目的とする。”
最後に、神戸市外国語大学の理念は以下の通り。
”神戸市外国語大学は、現代社会の要請に応じた高度な外国語運用能力を備え、国際的な視野や学術的基盤、柔軟な判断力を持った、ビジネス、外交、教育、研究など社会の様々な分野で活躍できる「行動する国際人」を養成することを目指します。”
このように外国語学部であっても、どこの大学も「外国語(もしくは英語)の習得」を目標とはしていません。
大阪大学の「言語を通じて」、
同志社大学の「外国語運用能力を習得させることをとおして」
神戸市外国語大学の「外国語運用能力を備え」
に見られるように、どこの大学も言語を究めた先を見据えています。
実際に、大阪大学 外国語学部の英語専攻では、3年次からゼミに配属され、
それぞれの学生は、大きく分けると
「言語学」系ゼミ
「英語圏の文学・文化」系ゼミ
「英語圏の政治・経済」系ゼミ
のいずれかのゼミに入ることになります。
そしてゼミで学問面での研究の成果をまとめた卒業論文を完成させることになります。
つまり、大学ではもちろんプラクティカルな英語力も習得することができますが、より重要なのはアカデミックな能力。
これらを勉強するためには、「言語が好き!」や「英語圏に興味ある!」というような人じゃないとモチベーションが続かないと思います。
(ちなみにハマノは言語が好き!派です)
③ 英語は本人の努力次第!
あと、「英語ができるようになりたい」と思って大学に入る人は、
「大学に入れば英語ができるようになる」と思いがちです。
それは全く違っていて、英語を学習していくためには自身の努力が必要不可欠です。
大学の英語の授業は、英語の専門家である教授の方々から、大学以外では聞けなかった話をたくさん聞くことができ、非常にためになるものでした。アカデミックイングリッシュからビジネス英語、スラングまで、幅広く深いところまで英語を学習することができます。「授業の質」という側面で考えると、大学の授業は大変良いものです。
しかし、実際に英語を勉強するには、日々の自身の努力が何よりも大切です。
大学では、週に5コマ(合計で7時間半)の英語の授業が2年生の頃はありましたが、週7時間半しか英語を勉強しないようでは上達にはめちゃくちゃ時間がかかります。
週の残りの130時間超をどのように使うかというのが外国語学習の肝になってくると思いますが、もちろん大学では普段の英語学習まではサポートしてくれません。
そういう意味では、しっかりと家庭学習までサポートしてくれる英語スクールの方が、実用的な英語習得という面では、効率的であると思います。
以上!
英語ができるようになりたいから大学に行くという方に向けた、メッセージでした!
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